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笹屋伊織の女将塾「愛される所作~藍色の会 」
in 名鉄百貨店

日時
2017年9月14日(木曜日) 午後2時~午後3時00分
場所
名鉄百貨店本店本館9階バンケットルーム(名古屋市中村区名駅1-2-1)
今月のお菓子
栗薯蕷まんじゅう
ワンポイント講座
職人による和菓子作り講座

今回の女将塾は特別講座、笹屋さんの職人の指導による栗薯蕷まんじゅう作り体験。田丸先生より今年大ブレイクしたスタイルで特別講師2名の紹介があった。「ブルゾンみゆき。with S!」女将塾でおなじみの特別講師の伊藤さんは愛知県豊田市出身で、職人として15年ほどの経歴がある。川合さんは入社2年目で、岐阜県土岐市出身。

特別講師の紹介が終わると、伊藤さんによる薯蕷生地作りのお手本が始まった。すり下ろしたつくね芋に砂糖、薯蕷粉(上用粉とも)を合わせて力強く捏ね上げる。薯蕷生地ができ上ったら、1個分へと切り分ける。

薯蕷生地の切り分けが終わると、伊藤さんは、あらかじめ白あんで包んだ栗(白あんの薄衣を着た栗)を薯蕷生地で包み始めた。写真撮影が追いつかないほど、手早く栗を包んだ。包餡のお手本が終わると、受講者各自が栗を薯蕷生地で包む実習へと移った。

受講者全員の包餡が終わると、仕上げ工程の蒸し上げ。蒸し上げが終わるまでの時間、田丸先生の話を聞いた。フジテレビ「直撃 LIVE グッディ!」のコメンテーターとしての生出演、週刊女性の取材記事「田丸みゆきの半生」など、メディアへの露出度がかなり高くなっている田丸先生がここまでになった理由は、老舗京菓子屋に嫁いで以来、毎日コツコツと積み上げてきた努力の結果だ。でも、笹屋さんの当主であるご主人の理解とリードがなければ、負けず嫌いで、シツコクて、じっとしていられない大阪女がいくら頑張っても、今日はなかったはずだ。 田丸先生の話を聞きながらこんなことを考えていたら、栗薯蕷まんじゅうが蒸し上がった。蒸し立ての栗薯蕷まんじゅうとお抹茶で甘楽茶楽タイム~!

text:渡邉 和彦